Web Color を選ぶ理由

WebColorは、「WEB セーフカラー」「ブラウザ共通色」等とも呼ばれます。
256色環境でWindows,Macintosh 両方に共通する216色です。

■WEBページは閲覧する側の環境によって「見え方」が変わってしまいますが、 これは当然、色も同じで、HTMLで指定した色がその環境によって、作者の意図とは全く違う色で表示してしまうことがあります。
これの最悪なパターンは、例えばページの背景色にwhite(#FFFFFF)を指定し、mistyrose(#FFE4E1)の色文字を置いた場合に、 環境により、mistyrose が正しく表示できなかった場合、ブラウザが勝手に近い色に変換させて(この場合は白に)表示されてしまい、 すると白地に白の文字が表示していることになり、文字が見えないという現象が起こってしまいます。 (これはかなり極端な例ではありますが(^^;)

とはいえ、最近のPCは高性能になってきましたから、それ程心配も少なくなりました。
しかし、全ての人が最新のPCを所有しているわけではありません。 フルカラーが表示できないPCを使っている人もいるのです。

■そんな様々な環境でも、できれば作者の思うような色で相手にも見てほしいと思いませんか?
しかしインターネットにはPCだけでなくテレビやビデオゲーム機、携帯電話、等からもアクセスできますから、 全ての環境に合わせて色を選ぶ事は無理です。
なので、ここでは、特にユーザーの多い Windows と Macintosh に絞って、 どちらでもモニター256色以上ならほぼ同じ色(*)に見えるWebColorの216色を一覧にしました。
WebColorを使用すれば、かなり多くの方に対してほぼ同じ色(*)で表示できることになります
HTML で色指定する際も、画像を作成する際も、WebColorを使う事により、多くのユーザーにほぼ同じ色(*)で見てもらう事が出来るのです。


■注意点
「同じ色」と言っても、厳密に言えば、完全に全く同じというわけではありません。
同じOS、同じバージョンのブラウザを使っても、ハードウェアが違うと色も違って見える事があります。
OSやブラウザ、そのバージョンだけでなく、PCのグラフィックカードの性能、又、モニタ(ディスプレイ)の性能、等が、色の表示を左右させます。

グラフィックカードは個々の製品により「こういう色に強い・弱い」等の長短がある場合があります。
モニタも(多くの展示品を並べてあるショップ等で見るとわかりやすいですが)製品により違いがありますし、また液晶とCRTでも違ってきます。
OSだけでWinとMacを比べると、Winの方が黒っぽく(暗く)、Macの方は白っぽく(明るく)表示します。

ですから、WebColor は、「予期せぬ全く別の色で表示される可能性が低いもの」と認識して下さい。
環境によって、指定した色の近似色への誤差は生じる事があります


しかし、256色以上の環境でなら全く別の色になる事は無いので、WebColorを使用すればそれほど神経質になる必要は無いと思います。


  Red Orange Yellow Spring Green Teal Cyan Azure Blue Violet Magenta Pink  
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WEB COLOR 216
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